EAでどれくらい稼げるのか?
公開日:EAでどれくらい稼げるのか?
本記事では実際のところ自動売買はどれくらい稼げるのか?
どれくらいの利益率なのか?
これをテーマにお話ししていきたいと思います。
実際の所、自動売買は儲かるのかどうか
SNSを見ていると収益を公開しているアカウントというのが散見されます。
基本的にはIBパートナーシップでの集客のために行っている事が大半だと思いますので、中には誇張して利益を主張している方も多いはずです。
彼らからするとEAで稼ぐのではなく、そちらで稼ぐことが主な目的なので実際にEAが稼げるかどうかは関係ないのです。
実際に安定して収益を生み出し続けるEAに出会えるかどうかは運によるところが大きいでしょう。
あるいはご自身でロジックを考え、0から作り上げるというのも一つの手かとは思いますが、
アイディアを練ってプログラミングして形にするだけでもとてつもない努力が必要になります。
外注してそれが形になったとしても先に述べたような安定した収益を生み出し続けるEAである保証もない上に、
何かしらのエラーが起きたら都度調整する必要があるので知識がない状態から作り上げるのは至難の業です。
(外注であれば改修に伴い都度費用が掛かります。)
上記の理由からも作るよりはしっかりと増えていくEAを探す方が良いでしょう。
EA探しはある種、宝探しのようなものでそう簡単に質の良いものに出会えません。
根気よく探していくしかないでしょう。
初心者にありがちな過ちとして、いきなり実金稼働させてしまうということです。
EAの挙動を理解しないままに多額のお金を入れてしまっては一気に失う事にもなりかねません。
こんなはずではなかったといった事態に陥らぬように、しっかりとバックテストを行なってから活用しましょう。
まずは入念に様々な条件でバックテストを行ないます。
それは通貨ペア、時間足であったり様々な入金額と開始年月日を変えて実施していずれの条件でも溶けることないようであればデモ口座でフォワードテストを実施しましょう。
それでうまくいくようであれば、ようやく初めて実金稼働させていく、といった具合に段階を踏んでいく事が重要になります。
話を本題に戻しますが、実際にEAでどれくらい稼げているのかという収益を公開していきたいと思います。
私のトレードの強みとしてフィボナッチを活用したトレード手法が軸となっているので、まずはそちらに基づいたナンピン型EAの収支です。
基本的には小ロットで開始し、開始ロットが積み増しされていくという仕様です。
こちらは10万円入金でのボーナス活用で計20万円運用、1年で60万円超にまで増やしているので1年間で約3倍増という結果になっています。
これは最小ロットでの稼働なので、ロットを上げた場合は下記のような結果となります。
【0.02lotの積み増し】
【0.03lotの積み増し】
【0.05lotの積み増し】
【0.10 lotの積み増し】
そして塵も積もれば山となるという言葉通り、
こういったタイプのEAは確かに稼げるが、爆発的な収益ではないという事、時間がかかるというデメリットもあります。
飛躍的に利益を出すEAというのも存在し、1回のトレードで指定したリスクまで許容してロットを大きく張っていくようなEAもありますが、
逆行後にトレンドが発生してしまった等、やはり何かの拍子に大きな損失を被るケースが散見されます。
筆者はそういった危機を幾度か経験した事から時間は掛かるが安定して収益を生み続けるナンピン型のEAを好むようになりました。
こういったEAは性質上、証拠金維持率との勝負になってきますので、入金額が少額であればあるほどいかにパーセンテージを底上げして臨めるかが大事になります。
どのEAを稼働させるかによって必要な予備知識も異なってきますので、事前に性質、挙動を理解しておく必要があります。
そして世間的にはあまり良い見方がされていないナンピンマーチン型のEAも稼働させており、
段階を追ってロットを積み増していく当EAは前者に比べて資金の増加ペースが早い事から活用しているEAの1つです。
こちらは30万円からスタートし約半年経過した現在、90万円に到達する段階と、半年ほど早く先程のEAの利益率を超えているので大いに期待出来るパフォーマンスを発揮しています。
裁量トレードと自動売買の
どちらをやるべきか
また、EAと裁量トレードのどちらが良いのかというテーマも耳にしますが、
上記のようなほったらかしで着実に増えていくEAを所有しているのであればEAに軍配が上がるような気がします。
ただし時間を要するという事、そこがネックでしょう。
裁量トレードであればより速いスピード感で資金を増やす事が出来ますが、
EAとは違いメンタル面での異なる負担が大きいのでそれらを総合的に加味してどちらが自分に合っているか、自己分析が必要になります。
※上記収支は筆者の場合であり、個人差があります
EAは勝てないと言う風潮がありますが、確かに勝てるEAも存在します。
上記のようなEAに出会えるかは運、巡り合わせという事もありますのでアンテナを張って根気よく取り組んでいきましょう。
筆者のスタイルでいえば裁量も行いつつ、安定して利益を生み出しているEAのみ少数で稼働し、常時フォワードテストで多くのEAを稼働チェックして厳選というスタイルで行なっています。
それぞれの資金量、環境、生活に見合った無理のない運用を心掛けていきましょう。
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