スマホで自動売買はできるのか、おすすめのアプリを紹介
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- 1. スマホでFX自動売買ができるおすすめアプリ5選(リピート系自動売買)
- - トラリピ(マネースクエア)
- - MATSUI FX(松井証券)
- - iサイクル2取引(外為オンライン)
- - ループイフダン(アイネット証券)
- - 連続予約注文(マネーパートナーズ)
- 2. スマホでFX自動売買ができるおすすめアプリ2選(自動売買プログラム選択型、設定型)
- - みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
- - トライオート(インヴァスト証券)
- 3. FX自動売買アプリの選び方
- - 初心者は「選ぶだけ」のリピート系自動売買がおすすめ
- - スプレッド(取引コスト)
- - 見やすさ、操作しやすさ
- - スワップポイント
- - 1社に絞らず、複数のアプリを試してみる
スマホでFX自動売買ができるおすすめアプリ5選(リピート系自動売買)
スマホでFX自動売買ができるアプリはさまざまなFX会社からリリースされていますが、ここではそのなかでもおすすめのアプリを5つ厳選して、紹介します。
なお、MT4やMT5のスマホアプリでは、自動売買の設定はできません(ポジションや注文、売買履歴の確認はできます)。
トラリピ(マネースクエア)
引用元:https://www.m2j.co.jp/m2jfx-guide/tools
「トラリピ」はリピート系自動売買のパイオニア的な存在で、提供しているマネースクエア社は特許も取得しています。
チャート上に視覚的な操作で自動売買を仕掛けられる仕組みになっているため、シンプルで簡単です。
2024年6月にはアプリがリニューアルし、使い勝手や見やすさが改善されています。アプリのリニューアルに伴い、FXと似た投資商品であるCFDの自動売買も可能になりました。
MATSUI FX(松井証券)
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000114007.html
FXの最小取引単位が1,000通貨というFX会社は多いですが、松井証券の最小取引単位は1通貨です。
しかも1通貨単位で自動売買ができるという、珍しい証券会社です。
最大レバレッジを設定できるため資金やリスクの管理がしやすいことや、老舗の証券会社らしく電話によるサポートが充実していることなど、初心者にとって安心感のあるサービスにも強みがあります。
iサイクル2取引(外為オンライン)
引用元:https://www.gaitameonline.com/icycle/
リピート系自動売買は一定のレンジ内で発注と決済を繰り返すのが一般的な仕組みですが、外為オンラインの「iサイクル2取引」はトレンドが発生した場合やレンジが移動した場合であってもそこに追随して自動売買を継続できます。
他社の自動売買ではこうした作業が手動になるため、より高度な自動化が可能です。
ただし、投資家自身が想定していないレンジに追随して予想外の含み損になってしまうリスクがあるため、リスク管理も重要になります。
ループイフダン(アイネット証券)
引用元:https://inet-sec.co.jp/mobile-app/
あらかじめ用意されている自動売買の設定から選ぶだけという、とてもシンプルな設計です。
そのため、初心者でも今すぐ始められます。
その一方で他社のようなカスタマイズ性はあまりないため、「とにかく簡単に今すぐ始めたい」という初心者に適した自動売買サービスです。
連続予約注文(マネーパートナーズ)
引用元:https://www.moneypartners.co.jp/fx/tools/spapp/
マネーパートナーズ社の「連続予約注文」は、他社のような自動売買に特化したサービスではありません。
最大20回までの連続注文を予約できる機能で、これを利用することで疑似的な自動売買が可能です。
自動売買というより「半自動売買」に近いものですが、他社と比べるとスプレッドが狭く、取引コストを抑えられるメリットがあります。
スマホでFX自動売買ができるおすすめアプリ2選(自動売買プログラム選択型、設定型)
リピート系自動売買の次には、プログラム選択型や設定型のFX自動売買ができるアプリを2つ紹介します。
みんなのシストレ(トレイダーズ証券)
引用元:https://min-fx.jp/lineup/st/
「みんなのシストレ」は、すでに実績を上げている優秀なトレーダーの自動売買プログラムを選ぶだけで、その人と同じ運用結果が得られるサービスです。
リピート系自動売買は機械的なトレードですが、「みんなのシストレ」ではトレーダーの人間的な勘のようなものを再現できる点がユニークです。
トライオート(インヴァスト証券)
引用元:https://www.invast.jp/triauto/
「トライオート」には、セレクトとビルダーという2つのモードが用意されています。
前者のセレクトはすでに稼働している自動売買プログラムの中から実績のあるものを選ぶだけで始められるもので、後者のビルダーは投資家自身が自動売買の条件を細かく設定できます。
パソコンとスマホそれぞれの操作環境がほとんど同じ感覚なので、両方になじみやすいのも初心者にうれしいところです。
FX自動売買アプリの選び方
当記事ではさまざまなFXの自動売買アプリを紹介しましたが、その全部を利用する人はいないでしょう。そこで、自分に合った自動売買アプリの選び方について解説します。
初心者は「選ぶだけ」のリピート系自動売買がおすすめ
FXの自動売買ができるアプリは大きく分けて、リピート系とそれ以外の選択型、設定型といったカスタマイズ性の高いものがあると解説しました。
このうち、初心者は売買ロジックがとてもシンプルなリピート系をおすすめします。
リピート系といってもどの通貨ペアを選んで、どのレンジに自動売買を仕掛けるかといった設定が必要になるわけですが、これについてもあらかじめ自動売買プログラムが用意されているものを選ぶタイプがよいでしょう。
すでに実績のある自動売買プログラムを選べば、その実績と同じ結果を出すことができるため、初心者だからといって不利になることがありません。
スプレッド(取引コスト)
自動売買は24時間常に相場と向き合っているため、多くの場合、売買回数が多くなりやすいです。
そのため、スプレッドが広すぎると売買回数が多くなるほどコスト増になります。
また、スプレッドが広すぎると約定しにくくもなるため、せっかくの利益のチャンスを逃してしまいます。
スプレッドはFXの実質的な取引コストでもあるため、アプリ選び(FX会社選び)ではスプレッドもシビアに比較検討したいところです。
自動売買は裁量取引と比べるとスプレッドが広めに設定されていることが多いため、よりシビアに比較検討するべきです。
見やすさ、操作しやすさ
スマホでFXの自動売買をする場合は、アプリ上で操作することになります。
そのため、スマホの小さい画面でしっかり情報を確認できること、見やすいことが重要です。
設定変更や新たな自動売買を仕掛ける際に誤操作をしてしまい、そのまま稼働させると命取りになることもあるため、操作のしやすさに加えて、誤操作防止の仕組みなどがあるかもチェック項目です。
スワップポイント
自動売買であってもFXに変わりはないので、スワップポイントが発生します。
高金利通貨などを活用して自動売買をしながらスワップポイントを貯めるような運用を検討している場合は、スワップポイントの比較も忘れないようにしましょう。
新興国通貨のスワップポイントは各社ばらつきが大きいので、関連する通貨ペアでの運用時には特に要注目です。
また、スワップポイントを支払うケースもあるので、運用前にしっかりと確認することが大切です。
1社に絞らず、複数のアプリを試してみる
スマホアプリは実際に使ってみないと分からないことも多いものです。そこで、まずは使ってみることをおすすめします。
デモ口座があるFX会社であればデモ口座で操作性や自動売買の感覚などを体験することができますし、デモ口座がない場合であっても口座開設は無料なので、口座を開設してアプリを体験してみるのも有効です。
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