円高と円安、FXの自動売買は稼げるの？

• SHARE
• 
• 
• 
• 

円安、円高とは

円高・円安ってどういう意味?

【円高・円安】

この言葉を聞いたことがあって具体的にどのように影響するのか分かり辛い方が多いかと思います。

円高・円安は私たちの暮らしに密接に関係しており、外国の通貨と比較して

円の価値が「高いこと」「安いこと」をあらわしています。

円の価値が高くなると輸入品が安く買える一方、海外へ売る場合は高く売ることになります。

つまり輸出品は売れ行きが悪くなります。

我々に身近な食品やガソリン代などが上がったりするのも、この円安が大きく影響しています。

過去にドル円が300円を超えている時代があった事も踏まえると、今後さらなる円安局面をむかえた場合、生活は一段と苦しくなる可能性があります。

そういった苦境を迎える前に大切な資産を守り構築し、将来に備えておく事が重要です。

FXでは一般的な外貨投資の手法である買い注文に加えて、売り注文からも取引が始められるため円高局面においても利益を狙えます。

買い注文［円売りドル買い］

売り注文［ドル売り円買い］

円高円安の理屈に絡めてまずFXで利益を得る理屈についておさらいしたいと思います。

米ドル/円(USDJPY)の取引で買い注文を行った場合

［円を売って米ドルを買う］

→買った米ドルの価値が円に対して上がれば、ポジション解消時に利益を得ることができます。

(例:ドル=100円→110円)

売り注文を行う場合［米ドルを売って円を買う］

→買った円の価値がドルに対して上がれば、決済時に利益を得ることができます。

(例:ドル=100円→90円)

「円の価値が上がれば円高、円の価値が下がれば円安」

この理屈を理解することが難しい場合、

円高・円安 =「数字が減れば円高、増えれば円安」と覚えておきましょう。

ドル円のチャートで表すと、上昇したら円安、下落したら円高に振れているという認識となります。

例えば【1ドル ＝ 100円 → 1ドル ＝ 90円】というレートの変化は、10円下がっているので円高に動いたことになります。

為替相場が動く要因は？円安・円高になる仕組み

為替相場が変動し、円安・円高が起こるメカニズムは非常に複雑ですが

円安・円高が起き、為替相場が動く要因として主に以下の5つが挙げられます。

1.景気

景気が拡大し、企業の業績が伸びているときは、円高になる傾向があります。

好景気の場合は円の価値が上昇する事を想定し、日本株や国債を買う投資家が増加して円の需要が増大します。

一方、景気が悪化した際は円の需要が低下するため、円安になる傾向にあります。

2.金利

金利水準は物価安定、景気拡大を意図して各国の中央銀行の金融政策によりコントロールされることがあります。

それによる金利の変動も為替相場が動く要因の一つとなります。

一般的にお金は金利の低い国よりも高い国へ集中する傾向にあります。

そのため海外諸国よりも日本が高金利であれば、日本株を買う投資家が増加するため円高になります。

逆に金利が低ければ円安に向かう傾向にあります。

3.財務状況

国の支出が収入を上回ることを財政赤字といいます。

仮にこの財政赤字が続き借金が膨れ上がり財政状況が悪くなると、

投資をする人や国債を買おうとする人が少なくなり、為替相場は下落しやすくなります。

4.輸出・輸入

輸出・輸入も円安や円高に影響する要因です。

例えば日本からアメリカへの輸出が増加すると、商品やサービスの代金を支払うために米ドルを日本円に換金する動きが増え、円高に向かう傾向にあります。

＝［ドルを売って、円を買う］

逆にアメリカから日本への輸入が増えると、円をドルに交換する動きが増加するため円安となるのです。

＝［円を売って、ドルを買う］

5.政治情勢

国の政治情勢が不安定になると為替相場が下落し、安定化すると上昇する傾向にあります。

これは戦争に巻き込まれたり、内戦が起きた場合その国の経済に大きな影響を与えると懸念され、投資を控える人が増えるからです。

ロシア、ウクライナ戦争の一件でルーブルが大きく下落した事は皆さんもご存知かと思いますが、まさにこれらの事が如実に感じられる出来事でしょう。

円高・円安のメリット/デメリットについて

円高のメリット/デメリット

円高のメリットは円の価値が上がり海外製品を安く手に入れられる事です。

これにより輸入業者や一般消費者は、食品やガソリンなどの輸入品をより安く入手できるようになります。

国際的に日本円の購買力を引き上げ、輸入品を通じて物価を引き下げる効果が期待できます。

また、日本円が高くなると海外旅行や海外での買い物にかかる費用が安くなります。

観光客や海外ビジネス旅行者にとって海外旅行の費用削減は大きなメリットです。

円高になると外国投資家による日本への投資が増加する可能性があります。

外国企業や投資家にとって、円高は日本の資産や企業に対する魅力が高まります。

結果、海外の投資資金が流入し債券や株式の価格を押し上げる事に繋がります。

一方デメリットは、円が高いと海外では物が売れにくくなります。

その為、輸出企業の業績に悪影響が出る可能性が高くなります。

円安のメリット/デメリット

円安のメリットは、輸出の際に日本の製品が安くなり海外で物が売れやすくなる事です。

これにより、日本の輸出業界は国際市場で競争力を強化し、輸出量を増やすことができます。

また、日本を訪れる外国人観光客が増加する傾向があります。

彼らにとって日本での旅行や買い物がより手頃な価格で行えるため、観光業界にプラスの影響があります。

日本企業が海外に事業展開している場合、円安になると海外での収益増加に繋がります。

これは円安が企業の収益や競争力を向上させることになります。

つまり円安のメリットは外貨建ての資産価値が高まり、輸出製品の価格が下がる事から輸出産業は好調になります。

逆にデメリットは海外から輸入する商品やサービスが高くなってしまう点です。

食品やガソリンなども高くなり、私たちの生活を圧迫するかもしれません。

円安になると海外へ投資資金が流出し債券や株式の価格が下がります。

また、海外旅行にも行き辛くなります。

生活水準は変わらなくても、円安が進むほど生活費は上がります。

なぜなら多くの輸入品の入手コストが上がるからです。

相場の動きにはどのようなものがあるか

こちらは円高・円安の要因と似通った内容もあるのですが、

要因が複雑過ぎて一概に言えないという観点からも可能な限りお伝えしていきたいと思います。

代表的な為替変動要因

レートが動く理由として挙げられるもの、まずは大前提として景気に左右されます。

景気が良いと株価や金利の上昇が期待され、海外からの資金投資も増えた結果、通貨価値が上昇します。

景気を判断する指標として代表的なものはアメリカの雇用統計などの経済指標になり、レートの変動に大きな影響を与えます。

そして投機的な要因として機関投資家やヘッジファンドなどからの巨額投資により、為替レートが大きく変動することがあります。

先述の金利の項目でお伝えした事と近い内容ですが、少し具体的にお伝えすると、
政府の市場介入が挙げられます。

為替市場の急激な変動を抑えるために政府が直接市場に働きかけて、為替レートを安定させることがあります。

2023年にドル円が大きく上昇した事で実施された日銀の為替介入が良い例で、市場にテコ入れをする形で大きな影響を与えることがあります。

そして国際情勢、情勢の不安定な国の通貨は投資対象として非常に不安定です。

そういった国からは資金が流出し、情勢の安定した国へ通貨が流れ込みます。

これにより情勢の安定した国の通貨に対する需要が増えて通貨価値が高くなるのです。

また、以下の記事で紹介したような要人発言が挙げられます。

各国首脳、中央銀行の総裁の発言、これらの大きな権威を持った人物の言動で、

その国の景気に影響をもたらす事があります。

これらは経済政策を予測する上でとても重要です。

続いては金利です。

為替相場と金利は密接な関りがあり、一般的に「高金利の国の通貨は上昇し、低金利の国の通貨は下落する」という傾向があります。

預金をする場合、金利面だけを考え比較すると利息が多くもらえる金融機関に預けたほうが有利になります。

この理屈は為替相場でも同じで、日本円の金利が低く、米ドルの金利が高いならばドルを買う人が増えます。

つまり為替相場は円安ドル高に推移します。

次は、我々が一番身近に感じる物価の影響です。

物価が上昇（インフレーション）すると同じ価格で購入できる商品の量が減るため、

インフレが起きている国の為替レートは下がる傾向にあります。

逆に物価が下落（デフレーション）すると、同じ価格で購入できる商品の量が増えるため、

デフレが起きている国の為替レートは上昇します。

注意が必要なのはインフレを抑えるために中央銀行が利上げをした場合、

インフレ減退、高金利国への資金流入といった事が想定されるので為替レートが上がる傾向にあります。

そして最後は国際収支/経常収支などの影響です。

海外諸国との貿易や金融取引による国際収支や経常収支が為替相場に影響を及ぼします。

例えば日本の場合、原油然り資源の多くを輸入に頼っており、輸入代金の支払いのために円を売ってドルなどの外貨を買う必要があることから、輸入拡大が円安要因になります。

対して輸出で得た代金を日本円に戻す場合、外貨を売って日本円を買うことから円高要因になるのです。

そのため国際収支、経常収支が赤字になると円を売る事から円安に振れ、

逆に黒字になると円を買う取引が多くなるので円高になりやすいのです。

円安・円高における金融市場の動き

投資家の行動や物価の変動にも影響する？

輸出、輸入に限らず日本の投資家が米国株やドル建て債券［国債・社債］に投資をする場合、円売りドル買いです。

これにより米ドルの需要が高まり、米ドル高・円安の方向に向かいます。

一方で外国の投資家が日本の株式や債券に投資を行う場合、これは逆の動きが起こります。

そして物価変動も為替相場の変動要因です。

物価上昇、つまりインフレーションが起こる…これは「お金の価値が下がる」ということでもあります。

逆に物価が下がる、つまりデフレーションになると、お金の価値は上がります。

アメリカでインフレになり、日本でデフレになると米ドルの価値は下がり日本円の価値が上がる→為替相場は米ドル安・円高に向かいます。

このように貿易収支、海外投資の状況やインフレ率などの国の経済状況を示すファンダメンタルズと呼ばれ、長期的な為替動向に大きな影響があります。

インフレが円安を招く？

物・サービス全体の値段が、継続的に上がっていくことをインフレーションといいます。
(略してインフレ)

インフレは為替レートにも影響があり、例えば日本がインフレになると為替レートは円安に動きやすくなります。

普段、海外へ行く予定などがなければ、為替レートを意識することは稀かもしれません。

しかし為替レートの変動は、我々の生活にも影響を与えています。

今回はインフレと円安が私たちの生活に与える影響を考えてみます。

インフレが起きると為替は円安に動きやすくなりますが、その理由は何でしょうか。

物の値段が上がると、相対的にお金の価値が下がるのは前述で説明した通りです。

例えば500円で買えたものが、1,000円に値上がりしたと仮定します。

これまで500円で買えたものを2倍のお金を払って買う事になるので、実質円の価値が下がっているといえます。

円の価値が下がるという事は円と外貨を交換するときの比率である為替レートにおいても円の価値が下がります。

これが円安の原因になります。

逆に円安がインフレを招くこともあります。

円安になると海外では日本製品が安くなり買いやすくなります。

海外に輸出をする自動車メーカーなどが経済的に大きな割合を占めているので、輸出が増えて企業の業績があがると日本の景気が良くなります。

上記の構図を理解しておく事で流れが分かりやすいでしょう。

「良いインフレ」、「悪いインフレ」

インフレには、良いインフレと悪いインフレがあります。

良いインフレは、景気が良くて物価が上がるインフレ。

景気が良いと物がよく売れるので需要が供給を上回り、物の値段が上がりインフレになります。

一方、悪いインフレは物を作るための費用が高くなり、その結果必然的に物の値段が上がるインフレです。

日本は海外輸入に頼る事で成り立っています。

円安により輸入材料の値段が上がる分、企業のコストは増えて利益が減ります。

これは良いインフレと違い給与は増えていないにも関わらず、企業が利益を上げるために商品の値段を上げるので生活が圧迫されることになります。

もう少しインフレと円安について詳しく解説していきたいと思います。

インフレ、または円安になる背景として輸入品価格の上昇が挙げられる事は理解出来たかと思います。

日本ではたくさんの物を輸入しており、農作物もその一つです。

例えば地球温暖化や海外の異常気象などにより農作物の生産量が減ると、供給量も減るので国内での価格も上がりやすくなります。

例えば穀物・小麦の不作により価格が上昇するといった事例が挙げられます。

また、石油などのエネルギー資源も輸入に頼っています。

これらが値上がりすると、輸送コストが高くなり価格の上昇につながります。

輸入品価格の上昇はインフレを引き起こす大きな要因となります。

【赤字国債】

景気が悪いと収益が減る事から業績が悪化し、企業や個人が納める税金も減少します。

≪赤字国債とは？≫

国を運営していくための支出が税収だけでは足りない場合、この足りない分を補うために発行されるものです。

発行された国債の残高が増える→国の財政悪化、経済不調→その国の通貨が売られて安くなる。

という流れになります。

最近よく聞く言葉ですが、

「増税」

これもインフレの要因となります。

消費税は生産や流通の取引段階でも広く公平に課税されます。

二重三重にかからないような仕組みがとられ、最終的には消費者が負担し企業が納付するものです。

消費税率が上がればその分、消費者が買うときの値段である小売価格に反映されて税込みの値段が高くなり、インフレの要因になります。

インフレや円安の要因は一つに限られず、複数の要因が影響しあってインフレが起き円安になるのです。

自動売買にはどんな相場が最適なのか

円安の場合

インフレや円安の要因は複数存在し一概には言えませんが、我々と日本の将来、延いては資産運用について考えることは将来の生活を守ることに繋がります。

自動売買は通貨の価格が上昇するか下落するかに関わらず、プログラムされた取引戦略に基づいて取引を実行するための方法です。

円安を活かすには、円を売り、他の通貨を買うことによって利益を得られます。

また円高の場合、円を買って他の通貨を売ることで利益を得る取引戦略を採用することが有効的です。

円安が見込まれるなら、主要な通貨ペアであるUSD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPYなど、これらの通貨ペアで円を売るポジションを取ることが考えられます。

当然そこにはテクニカル分析を使って、相場の動向を予測し、エントリーポイントや出口ポイントを見極めることが重要です。

そのエントリーの背景には経済指標や中央銀行の発表などのファンダメンタル分析を行い、円安の要因や見通しを把握することも重要です。

例えば、日本の経済指標（GDP、雇用統計、インフレ率など）や、日本銀行の政策発表などが円相場に影響を与えます。

円高の場合

対して円高の場合、円を買って他の通貨を売ることで利益を得る取引戦略を採用することが考えられます。

円高の状況で自動売買を行うためには、以下のような戦略を採用することができます。

逆張り戦略

逆張り戦略は相場が過度に反応していると見なされる場合に、トレンドの反転を狙って取引を行う戦略です。

円高の場合、円の価格が過度に上昇した際にその反転を狙って円を売り、他の通貨を買うことになります。

EAのロジックによりどういった手法、戦略を選択するか変わってきますが、
もう一つはレンジ相場戦略です。

レンジ相場戦略は相場が一定のレンジ内で動いている場合に、範囲の下限で買いポジションを取り、上限で売りポジションを取る戦略です。

円高の場合は円の価格が上昇してレンジ範囲の上限(高値圏)に達したときに、円を売って利益を狙うことができます。

そしてこれらに付随してテクニカル指標を活用します。

テクニカル分析を使用して、相場のトレンドや転換点を検出し、それに基づいて取引を行うことができます。

例えば移動平均線やMACD、RSIなどのインディケータ、テクニカル指標を使用して売買シグナルを特定することです。

膨大に存在するこれらのテクニカル指標について具体的な活用方法は千差万別であり、ここでは割愛させて頂きます。

続いてはヘッジ戦略です。

ヘッジ戦略は、リスクを軽減するために相対的なポジションを取る戦略です。

円高の場合、円建ての資産を持っている際に外貨建てのポジションを取ることで、円高の影響を緩和することができます。

これは逆を言えば意図していない方向に価格が推移すると利益を逃がす事にも繋がるので注意が必要です。

EAの中にはヘッジで逆ポジションを設け利益が出たタイミングで決済するといったものもありますので、それが優れているかどうか、

過去どういったパフォーマンスを発揮しているのか見定める必要があります。

尚、円高・円安の要因や見通しを把握するためには、以下の手法や情報源を活用することが有益です。

【経済指標の分析】

日本および他の主要国の経済指標を分析し、経済の健全性や今後の成長見通しを把握します。

主に雇用統計、GDP成長率、貿易収支、インフレ率などが重要な要因となります。

【中央銀行の政策見通し】

日本銀行（BOJ）や他の主要中央銀行の政策発表に注視しましょう。

金融政策の変更や、利上げ・利下げの見通しは通貨の相場に大きな影響を与えます。

【地政学的要因】

国際情勢や国際紛争などの地政学的なリスクも通貨の相場に大きな影響を与える場合があります。

【外国為替市場のトレンド】

外国為替市場での円の動向やトレンドを分析します。

テクニカル分析を通じて価格チャートを観察、投資家心理や市場動向を把握します。

【国際金融ニュースメディア】

Bloomberg、Reuters、CNBC等の金融ニュースメディア、大手専門サイトや専門家の見解を追跡し、通貨市場に関する情報を収集しましょう。

【経済予測レポート】

金融機関や調査機関が提供する経済予測レポートを参照し、専門家の見通しや予測を確認し取り入れていきましょう。

多くの投資銀行や外国為替ブローカーが市場の分析レポートを提供しており、これらのレポートは専門家の見解や市場の動向を把握するための貴重な情報源となります。

上記で取り上げた情報源を総合的に分析し、円安の要因や見通しを把握することが重要です。

ただし市場は常に変動するため最新の情報を収集し、状況に応じて戦略を調整することが必要になってくるでしょう。

まとめ

円高や円安にはそれぞれデメリットがあります。

例えば円高は輸出業界や観光業界にとっては逆効果となり、円安は輸入品の価格上昇や海外旅行者にとっては負担となる場合があります。

経済全体のバランスを考慮しながら、円相場の変動が行われる必要があります。

最後に、

・円高・円安とは外国の通貨に対して円の価値が変わること。

　円安は円の価値が下がる、円高は円の価値が上がる。

・円高のメリットは海外の製品を安く手に入れられる点、

　デメリットは海外では物が売れにくい点。

・円安のメリットは海外で物が売れやすくなる点、

　デメリットは海外から輸入する物が高くなってしまう点。

以上のポイントを考慮しながら、自動売買を円安に活かすための戦略を構築することが重要です。

また、投資にはリスクが伴いますので、自己のリスク許容度に合った投資戦略を採用することが大切です。

慎重かつ十分な情報収集を行い、資産運用に臨みましょう。